2018-05-18 第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
「もんじゅ」につきましては、平成二十二年に発生した炉内中継装置落下トラブルの復旧を完了したものの、多数の機器点検不備が明らかとなり、平成二十四年及び二十五年に原子力規制委員会から、「もんじゅ」の運転再開に向けた作業を行わないことなどを命じる保安措置命令を受けるに至りました。
「もんじゅ」につきましては、平成二十二年に発生した炉内中継装置落下トラブルの復旧を完了したものの、多数の機器点検不備が明らかとなり、平成二十四年及び二十五年に原子力規制委員会から、「もんじゅ」の運転再開に向けた作業を行わないことなどを命じる保安措置命令を受けるに至りました。
一方で、いたずらに期間をかけるということは、これはこれでまたリスクを上げることになりますので、やはり、これまでも燃料に関しては、炉内中継装置を落下させるというようなこともありましたし、また、ナトリウムは、物を落としてしまったら見ることのできないものですから、そういった意味で、何かトラブルがあったら、水から何かを取り出すよりも、やはり厄介であろうことは容易に想像できますし、また、ナトリウムが発火性を有
平成二十二年八月には、燃料交換に用いる炉内中継装置を落下させる事故。これは大変大きな事故でありました。平成二十四年十一月、約九千点の機器の点検漏れも発覚と。原子力規制委員会は、平成二十七年十一月、文部科学大臣に勧告をしております。
その後、平成二十二年八月に、燃料交換終了後に炉内中継装置を落下させるというトラブルが発生いたしまして、平成二十四年八月にはそのトラブルを回復して、運転可能な状態への復旧作業が完了したという状況でございます。 一方、平成二十四年十一月には機器の保守管理不備が明らかになりましたので、平成二十五年五月に原子力規制委員会より、運転再開準備の停止を含めた措置命令が発出されたところでございます。
二〇一〇年には、ようやく試運転を再開したと思えば、炉内中継装置の落下トラブル。それを何とか復旧したと思うと、今度は一万点の保守管理の不備の発覚。これだけトラブルが続くというのは、そもそもこの技術そのものが、高速増殖炉というものが、やはり無理なんだということだろうというふうに思います。 実際、他の先進国、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、全て開発から撤退をしております。
委員御指摘の「もんじゅ」につきましては、平成六年に初臨界を迎えましたものの、平成七年にナトリウム漏えい事故が発生いたしまして、その後、ナトリウム漏えい対策の強化等を講じ、平成二十二年に運転を再開いたしましたけれども、同じ年に炉内中継装置の落下のトラブルが生じました。
その後、平成二十二年八月に燃料交換終了時に炉内中継装置を落下させるトラブルが発生いたしましたけれども、平成二十四年八月には運転可能な状態への復旧作業が完了してございます。 他方、平成二十三年三月には東京電力福島原子力発電所の事故が発生いたしまして原子力政策の見直しの議論が開始され、「もんじゅ」についても、この結果を踏まえた対応を図ることが必要とされてございます。
これにつきましては、もともと、「もんじゅ」につきましては、平成七年のナトリウム漏えい事故、それから平成二十二年の炉内中継装置の落下などさまざまなトラブルがございまして、その開発が順調に進んできていないということは事実でございます。
さらにその後、原子炉内中継装置の落下事故というものも起きて、その後、事実上試験運用もなかなか進んでいない状況にあったということは周知の事実ではないかというふうに考えております。
この「もんじゅ」について、御指摘のように、平成七年のナトリウムの漏えい事故、それから平成二十二年の炉内中継装置の落下等のトラブルが発生していると。これは国民の皆さんから見たら大変不安に思うことでもありますし、また心配を掛けているということはこれは遺憾なことであるというふうに思います。その上で、再発防止策に向けた対策強化や組織改革を徹底的に実施すべきでもあるというふうに思います。
○政府参考人(戸谷一夫君) 今先生御指摘の「もんじゅ」の炉内中継装置の落下トラブルの件でございます。 現状といたしましては、平成二十四年八月にトラブル前の状況に復帰をしているということではございますけれども、地元を始めといたしまして国民の皆様方に大変その信頼を傷つけるものであるということで、私どもとしても大変遺憾に思っているところでございます。
今日は、以前、平成二十四年、去年の三月の二十八日、この委員会において、「もんじゅ」の炉内中継装置落下トラブルに関し、装置の製造元の三社ですね、責任を問う質疑を行ったんですね。そのときは大臣じゃなかったんですけれども、その際、文部科学省から、責任関係の整理を行うべく独立行政法人日本原子力研究開発機構と製造事業者との折衝、打合せを行う旨の答弁がありました。
その後発生した炉内中継装置の落下トラブルについても、昨年八月にはトラブル前の状況に復旧はしてございます。 今後については、まず第一に、東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、安全性の確保のための方策に万全を期すことが重要であると考えております。
○政府参考人(戸谷一夫君) 今突然のお問合せでございまして、数字等についてはちょっと今持ち合わせしておりませんけれども、例えば、今恐らく先生最後に御指摘の点につきましては炉内中継装置の落下のことについての御指摘かというふうに思いますが、このことにつきましては、今原因究明等がほぼ終わりまして、今後は今先生がおっしゃられましたその納入した製造事業者との関係におきましてその責任関係の整理を今行うべく機構と
そして、「もんじゅ」の建設、管理等を行っている独立行政法人日本原子力研究開発機構の鈴木理事長を始めとする関係者の皆様から、ナトリウム漏れ・火災事故や炉内中継装置落下事故等のトラブルの発生原因と再発防止策の策定状況、福島第一原子力発電所の事故を踏まえた安全対策への取組等について説明を受けるとともに、高速増殖炉の研究開発継続の是非、二〇五〇年を目途とする実用炉稼働の実現性、運転停止中の「もんじゅ」の管理
四 高速増殖炉の実用化を目指して研究開発が進められている原型炉もんじゅは、昭和五十五年度から平成二十三年度までの間に九千四百八十一億円もの多額の予算が投じられてきたにもかかわらず、七年十二月のナトリウム漏えい事故の発生以降トラブルが続発し、延べ十四年以上にわたり運転停止状態にあることに加え、二十二年八月に炉内中継装置が落下した際、関係機関への通報に約一時間半もの時間が掛かるなど迅速な情報開示が行われなかったことは
4 高速増殖炉の実用化を目指して研究開発が進められている原型炉もんじゅは、昭和五十五年度から平成二十三年度までの間に九千四百八十一億円もの多額の予算が投じられてきたにもかかわらず、七年十二月のナトリウム漏えい事故の発生以降トラブルが続発し、延べ十四年以上にわたり運転停止状態にあることに加え、二十二年八月に炉内中継装置が落下した際、関係機関への通報に約一時間半もの時間が掛かるなど迅速な情報開示が行われなかったことは
最初に、高速増殖炉「もんじゅ」は、原子炉内に落下をいたしました炉内中継装置の引き抜き作業を終了し、運転再開に向けた作業が進められていると承知をしております。
海江田大臣、先ほどから高木文科大臣の方から「もんじゅ」に事故が相次いでいるということで、昨年、炉内中継装置の落下事故ということがありました。これは法令により報告が大臣になされていると思いますが、事故原因は明確にされていますか。原子力機構は、事故を起こした企業に対し、原因究明、復旧の作業費として十八億円の契約を締結しています。また、その落とした中継装置を約四億円で再発注しております。
ただ、残念ながら、また昨年の八月に炉内中継装置を落下させるというトラブルがございまして、今年六月に同装置の引揚げが完了いたしまして、今運転可能な状態への復旧作業を行っておる状況でございます。私どもとしましては、今回の福島原子力発電所の事故を踏まえて、しっかりとしたこの安全性の向上について実施をしております。
炉内中継装置の落下という事故を受けて、それのいろんな把握そして修復ということで、今、一度稼働したものが止まっているという状態です。先ほど言った再稼働に向けて云々というのは他の軽水炉について言われているというお話です。
○参考人(鈴木篤之君) その点につきましては、まず引き上げてみまして、炉内中継装置にどのような傷等が付いているのかということについて、これを慎重に見極めた上、判断したいと、このように考えております。
○参考人(鈴木篤之君) 炉内中継装置について子細に検討して、そして炉心の構造物に影響が及んでいるかどうかについて評価したいと、こういうふうに思っております。
なぜ起きたかでございますが、これは炉内中継装置という、先生おっしゃるように、三・三トンもある重量物なんですが、これをつかみに行くその装置の方がちょっと曲がっていたということでありまして、そのために十分つかみ切れない状態で引き上げようとして、それで途中で落下してしまったということでございます。 そのような理由でございまして、その結果として炉内中継装置が一部変形いたしました。
○副大臣(笹木竜三君) この炉内中継装置の落下を受けて、その復旧に当たって、この装置と周辺設備の細部に関する情報を把握している東芝に今この復旧に向けてやっていただいているわけですが、当然、じゃこの落下したというこの事故を受けて今原子力機構がその検証を行っているわけですが、そう遠くない時期に報告、この事故についての検討の結果の報告が上がってくることになっております。